海外の仮想通貨の取引所を比較する時に気をつけたいこと

海外の仮想通貨の取引所を比較する時に気をつけたいこと

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2018.06.22

海外と国内の取引所を比較!

海外の取引所を使うメリットは?

仮想通貨を決済手段などの実用的な使い方ではなく、投資商品として扱う場合には、安く買って高く売る必要があります。このように、仮想通貨の売買を行って利益を得るためには、最低でも1か所の取引所に登録する必要があります。株式で言えば、証券会社に口座を開くのと同じです。国内にも仮想通貨の取引所はありますが、それでも海外の取引所を利用するメリットはあるのでしょうか。国内外の取引所を比較して、メリットとデメリットを考察してみます。

海外の取引所はアルトコインの取扱量が多い

仮想通貨の代表格とも言えるビットコインですが、そのほかにも多くの仮想通貨が存在し、取引されています。こういったビットコイン以外の仮想通貨は、全て「アルトコイン」と呼ばれます。その中でも、活発に取引されている仮想通貨は限られますので、取引量の多い仮想通貨を取り扱っていない取引所に登録しても利便性の高さを享受することはできません。ここで、取引量(時価総額)が多い、人気の仮想通貨をみてみましょう。

  • 1位 ビットコイン(BTC)
  • 2位 イーサリアム(ETH)
  • 3位 リップル(XRP)
  • 4位 ビットコインキャッシュ(BCH)
  • 5位 ライトコイン(LTC)
  • 6位 カルダノ(ADA)
  • 7位 ネオ (NEO)
  • 8位 ステラ (XLM)
  • 9位 モネロ (Monero)
  • 10位 イオス (EOS)

取引量の多さは固定ではなく変動するので、トップ10の仮想通貨全てを常に取引所で扱っているということはありません。ただし、トップ5の仮想通貨に関しては、国内でも取引をすることができます。また、国内の取引所においても、取扱いアルトコインの種類が増えつつあります。よほどマイナーな仮想通貨でもない限りは、国内の取引所を利用しても不都合はないでしょう。

ただし、できるだけ多くの通貨を取引したいというユーザーにとっては、海外の取引所は魅力となるでしょう。国内の仮想通貨取引所で売買できる通貨の種類は、どんなに多くても数十種類程度です。転じて、海外では200種類以上の仮想通貨が売買できる取引所もあります。

取引手数料で比較する

販売所と取引所の違い

アルトコインを国内の取引所で売買すると、多額の手数料を引かれることがあります。海外の取引所では驚くほど安い取引手数料で売買ができる所も存在しますので、この点もメリットといえるでしょう。日本国内でも、人気のビットコインに関しては手数料が安い傾向があります。

この理由は「取引所」と「販売所」の違いによるところが多いです。販売所とはその名前のとおり、販売元から直接仮想通貨を買うことができる場所です。取引所では、いわゆる「板」を利用して、他のユーザーと売買取引を行います。国内の取引所は「販売所」が多いので、手数料が高くなる傾向があるのです。

「販売所」では、注文するときに成行注文しかできません。一方、「取引所」では指値注文が可能となります。アルトコインの売買時に指値で注文ができるというのは、海外の仮想通貨取引所の大きなメリットです。株式取引などと同じく、買いたい(売りたい)値段を指定して放置しておけるうえに、チャンスを逃してしまうこともありません。

海外の仮想通貨取引所のデメリット

基本的に、全ての表記が英語です。これだけでも使いたくないという人は多いと思いますが、日本語にも対応している取引所がわずかながら存在します。取引可能な通貨が多いというメリットは、そのままデメリットになる可能性もあります。取り扱っている全ての仮想通貨に未来永劫価値があるとは限りません。

中には、ほどなくして無価値になってしまう通貨もあるでしょう。売買する通貨の将来的な価値をしっかりと見分けられなければ、大きな損失を被ってしまいます。アルトコインが多いほどチャンスはありますが、リスクも増えるということは忘れないようにしてください。

セキュリティ対策は万全か

海外の仮想通貨取引所では、国内の常識がそのまま通用することはありませんので、リスク管理については、より慎重になる必要があります。預けてある仮想通貨がハッキングなどによって盗難に遭った場合、基本的には返金されないと思っておいた方がよいでしょう。また、規制によって取引所が突然閉鎖されたり、倒産によってアクセス不能になったりするなどの事態にも対応しなければいけません。

できれば海外だけではなく、国内の取引所も含めて複数の仮想通貨取引所に資産を分散させるなどの対策をしておきましょう。最初から資産を分散させておくことによって送金の手間がなくなり、送金ミスのリスクも減ります。セキュリティ対策もしっかりチェックしておきましょう。各取引所によってさまざまな対策が施されていますが、パスワードとメールアドレスだけで簡単にログインできてしまうような取引所は避けた方が無難です。

なんらかの方法によってさらにもう一段階の認証を必要とする「二段階認証」採用の仮想通貨取引所を選んでください。「24時間以内に引き出せる通貨」に上限を設けている取引所も安心して利用できます。何者かによって不正にアクセスされ、預けている資産の盗難に遭ってしまった場合でも、被害を最小限に抑えることができます。

税金はどうなるの?

海外で得た利益も国内で納税する

国内の取引所だけではなく、海外の仮想通貨取引所で利益を得た場合にも税金がかかります。取引所が存在する場所ではなく、居住している場所によって税金は発生するので、日本国内の居住者が海外の取引所で利益を得た場合には日本国に対して税金を納める必要があるのです。仮想通貨の売買によって得られた利益は源泉徴収されませんので、確定申告をしなければいけません。

利益を得たのが海外の取引所であっても同様です。放っておいても税務署にはわからないのではと考えがちですが、国税局はしっかりと税務調査をしています。銀行に対しても定期的に「預金取引調査」をしているのです。通常であれば、海外の銀行に対してまで税務調査を行うことはありませんが、2018年からは、海外に口座を所有している人物の情報が、自動的に国税局へ届くようになりました。

現在は、海外の仮想通貨取引所に対しての調査は実施していないようですが、仮想通貨を海外に送金すれば助かるという考えは捨てた方が無難です。万が一にも脱税がばれてしまった場合には、多額の追徴課税を請求される可能性があります。

海外の仮想通貨取引所の選び方まとめ

ここで改めて、海外の仮想通貨取引所を選ぶポイントをまとめてみます。

  • 取引手数料で比較する
  • セキュリティ対策で比較する
  • アルトコインの取り扱い数で比較する
  • 利用しやすさで比較する

使いやすさですが、「日本語に対応しているか」「スマホでスムーズに取引できるか」など、自分に適した使いやすさを重視することが大事です。アプリがあっても、単に残高を見ることができるだけという可能性もあるので、素早い取引を望んでいる場合には、アプリの有無だけで判断せず、機能や使い勝手もしっかり確認するようにしましょう。

日本の取引所への口座開設は必須

海外の取引所で仮想通貨を売買するためには、ビットコインが必要になります。日本円をそのまま海外の取引所に送金することはできないので、国内の取引所で円をビットコインに変えてから海外へ送金します。つまり、海外の仮想取引所を利用するには、国内の取引所へ登録しなければいけないのです。時価総額トップ5の仮想通貨を取引するなら、国内の取引所もおすすめです。

金融庁の指導により、用意した証拠金以上の損失を防ぐことができるようになりました。突然の暴落などによって多額の借金を抱えてしまう事例も珍しくない仮想通貨市場では、事前にリスクを最小限にすることが何よりも重要です。複数の口座を作っても維持費はかからないので、リスクの分散の意味も含めて、国内外の仮想通貨取引所に口座を作っておきましょう。

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